普段は目にすることがない背中の毛ですが、水着などを着るために自己処理すると、産毛の量にびっくりすることがありますよね。
しかも背中は自己処理が難しく、剃り残しができやすい箇所。
できればサロンやクリニックでプロに任せて、綺麗に脱毛してしまいたいですよね。
この記事では、背中脱毛の必要回数と期間、さらにサロンとクリニックのどちらを選ぶべきか、詳しく解説していきます。
目次
背中脱毛の効果を感じる回数は？期間はどのくらい？
背中脱毛で効果を実感できるようになるまでは、何回くらいの施術とどの程度の期間が必要なのでしょうか。
脱毛サロンとクリニックとでは必要回数や期間が異なるため、それぞれの場合に分けて見ていきましょう。
脱毛サロンの場合
脱毛サロンで背中脱毛を行う場合、効果を実感するためには下記の回数と期間が目安になります。
現在、ほとんどの脱毛サロンでは、光脱毛と呼ばれる脱毛方法を行っています。
光脱毛とは、脱毛したい部位に光を照射し、そのエネルギーで毛根のメラニンを刺激して脱毛を促す方法です。
この光は黒いものに反応するため、脇やVラインなど毛が濃く密集している部位は、脱毛の効果をとても感じやすくなっています。
しかし、背中の毛は体毛の中でも濃さが薄いため、脱毛の効果を実感するまである程度の回数が必要なのです。
また、毛には毛周期と呼ばれる生え代わりのサイクルがあるのをご存知でしょうか。
毛周期は、毛が伸びてくる「成長期」、成長が止まり毛が抜ける「退行期」、発毛を休んでいる「休止期」という3つに分けることができます。
実は、光脱毛が効果を発揮するのは、成長期にある毛だけなのです。
背中の毛周期は約4カ月と言われているため、1年間光脱毛を続けて、ようやく一通りの毛に光を当てられる計算になります。
こうした理由により、光脱毛で背中を脱毛すると、ある程度の回数と期間が必要になってしまうのです。
クリニックの場合
クリニックで背中脱毛を行う場合、効果を実感するためには下記の回数と期間が目安になります。
クリニックでも脱毛サロンと同様に毛周期に合わせて通うことが推奨されていますが、最大の違いは医療レーザー脱毛の出力の高さです。
医療レーザーは光脱毛よりも出力が非常に高いため、毛根細胞にしっかりとダメージを与えることができます。
現在の日本の法律では、医師がいない脱毛サロンで毛根を破壊する行為は禁止されており、あくまでも毛根細胞に抑毛を促すことしかできません。
そのため、クリニックでは脱毛サロンよりも少ない回数と期間で、効果を実感することができるのです。
背中脱毛は、サロンより医療レーザーが回数も少なく効果的？メリットデメリットを比較！
脱毛サロンで行う光脱毛よりも、クリニックの医療レーザーが回数・期間ともに少なく済むことは前述の通りです。
では、背中脱毛では必ず医療レーザーを選ぶべきなのでしょうか。
光脱毛と医療レーザーのメリット、デメリットを比較していきましょう。
光脱毛のメリット・デメリットは？
まずは、光脱毛のメリットを見ていきましょう。
光脱毛のメリット
初めて脱毛をする時、どの程度の痛みがあるかどうかはとても気になりますよね。
私も痛みに耐えられるかどうか自信がなかったため、施術を受ける時はとても緊張した覚えがあります。
しかし、最近の光脱毛は機械の性能が高くアフターケアも行き届いているため、「痛みがつらくて行きたくない」と感じたことは一度もありませんでした。
ですから、「痛みに弱く、耐えられる自信がない」という方は、医療レーザーよりも光脱毛をおすすめします。
続いては、光脱毛のデメリットを見てみましょう。
光脱毛のデメリット
光脱毛は出力が弱い光を照射するとはいえ、肌トラブルが起こる可能性はゼロではありません。
万が一肌トラブルが起きた場合、脱毛サロンでは医師の診察を受けたり、薬を処方してもらったりすることはできない、というリスクがあります。
また、脱毛サロンで行っている光脱毛はあくまでも抑毛を促すだけであり、毛を完全に生えなくすることはできないのです。
私は全身脱毛が完了してから2年ほど経ちますが、少しずつ毛が濃くなったり、生えてきたりしている個所があります。
「万が一のトラブルが起きた時に、きちんと対応してほしい」、「完全に毛をなくしたい」と考えている方には脱毛サロンでの光脱毛は不向きと言えます。
医療レーザーのメリット・デメリットは？
続いて、医療レーザーのメリットを見ていきましょう。
医療レーザーのメリット
クリニックには医師が常駐しているため、皮膚の状態を見てから脱毛を行います。
万が一トラブルが起きた時には医療的措置はもちろん、薬の処方もしてもらえるため安心ですよね。
また、医療レーザーは効果を実感しやすいので、短期間で脱毛を完了したい方にはおすすめです。
最後に、医療レーザーのデメリットを見てみましょう。
医療レーザーのデメリット
医療レーザーは効果が高いがゆえに、肌に照射される際に大きな痛みを伴います。
特に毛が濃いうちは痛みを強く感じるため、痛みに弱い方にはおすすめできません。
また、火傷などのトラブルが起こることもあるため、皮膚が荒れやすい方はじっくり検討することが必要です。
背中脱毛は回数をかけても意味がない？効果的にツルスベになるための方法と注意点
脱毛サロンとクリニックのどちらを選択するにせよ、せっかく費用を出すなら背中脱毛の効果をきちんと出したいですよね。
そこで最後に、背中脱毛の注意点や、効果をきちんと出すためのケア方法についてお伝えしていきます。
背中脱毛の注意点その①背中ニキビをきちんとケアしよう
背中脱毛をするにあたり、肌の状態を整えておくことは非常に重要です。
背中ニキビがあるとその部位を避けて脱毛をしなければならないだけでなく、あまりにも量が多いと施術自体を断られてしまうことも。
私も、背中の脱毛をお願いしたところ「背中ニキビが多いですね」と、施術範囲が非常に狭くなってしまった経験があります。
背中ニキビを撃退するには、肌を清潔に保つことと保湿が非常に重要です。
私は下記の方法で背中ニキビを綺麗にしたので、ぜひ参考にしてくださいね。
また、背中脱毛を続けると毛穴が小さくなり皮脂の分泌が抑えられるので、新しいニキビも少しずつ減らすことができますよ。
背中脱毛の注意点その②無理に自己処理をせず、スタッフにシェービングをお願いする
背中は自分の目で見ることができないため、どうしても手探りで自己処理することになりますよね。
その結果、同じところを何度もシェービングして肌を傷つけたり、剃り残しができたりすることも。
家族や友達にシェービングをお願いできるなら手を借りても良いのですが、身内に背中を見られるのはやっぱり恥ずかしいですよね。
そこで、脱毛サロンやクリニックを選ぶ時は、スタッフがシェービングサービスを行っているところを選ぶと良いでしょう。
初めはスタッフにお願いすることも抵抗があるかもしれませんが、相手は1日に何人もの肌を見ているプロです。
背中脱毛を成功させるためだと気持ちを切り替え、シェービングはプロに任せてしまいましょう。
まとめ
ここまで、背中脱毛の回数や期間の目安、脱毛サロンとクリニックの選び方、さらに背中脱毛の注意点についてお伝えしました。
内容を簡単にまとめると、下記の通りです。
普段は見えない箇所だからこそ、いざという場面でケアをしているか否かの差が大きくでる背中。
ぜひ背中脱毛をして、誰かに見せたくなるような綺麗な肌を手に入れてくださいね。
【参考記事】
