あなたは、脱毛の施術で起こりうる、「照射漏れ」というトラブルをご存知でしょうか?
照射漏れとは、簡単に言えば「何らかの理由でライトが照射されなかった部分が発生すること」で、「打ち漏れ」「当て漏れ」などと呼ばれることもあるトラブルです。
この照射漏れに関しては、ミュゼで脱毛を受ける方全てに起こりうる可能性があるので、私の考えとしては、実際に施術を受ける前に知っておくべきだと思います。
今回は、ミュゼで照射漏れが起こる原因や、「毛が抜けない時は再照射してもらえるのかどうか」ということについて解説します。
ミュゼ公式サイトはこちらから
目次
ミュゼで照射漏れ(当て漏れ)が起こる原因
ミュゼの照射漏れは、「施術部位の凹凸や湾曲」と関係している場合が多いです。
ミュゼでは、施術部位の皮膚に脱毛機のヘッドを当てて施術を行っていますが、施術部位全体にまんべんなくライトを照射するためには、「ライト照射⇒ヘッドを少しずらしたところに当てる⇒ライト照射」を繰り返しながら施術を進めていきます。
凹んでいる部分にライトを照射する場合は、照射漏れが起こらないように、皮膚を引き伸ばしながら脱毛機のヘッドを当てて照射していくのですが、いくらスタッフの方が気を付けていても、ライトが当たらなかった部分が出てしまうことがあります。
また、凹凸や湾曲がある部分にヘッドを当てると、ヘッドとの間に空間ができてしまい、ライトの当たり方が弱くなる部分が発生することも。
こういったことが原因で照射漏れが起こってしまうのです。
凹凸がある主なパーツ
人間の体の中で凹凸や湾曲がある主なパーツとしては、
といったパーツが挙げられます。
いずれのパーツも骨の関係で凹凸や湾曲があるので、照射漏れの発生頻度は他のパーツと比べると高いです。
もちろん、凹凸がない平らな部分でも照射漏れが起こる場合もあるので、私の考えとしては、「照射漏れはどこの部位でも起こりうるものと考えておいたほうが良い」と思います。
ミュゼの照射漏れが疑われる時の状態は?
ミュゼで脱毛を受けた後に「ムダ毛が抜けない」と言っても、その原因が必ずしも照射漏れとは限りません。
まず、照射漏れかどうかを見極めるには、2~3週間ほど時間を置く必要があります。
なぜかというと、ミュゼの脱毛は施術を受けたその日にムダ毛が抜け落ちるものではないからです。
「施術を受けたその日のうちにムダ毛が抜け落ちない!」と不満に思っている人もいるかもしれませんがそうではありません。
実際に脱毛効果があったムダ毛が抜け落ちるまでには、ライトの照射によって毛根部分が弱っていく過程も含めると、2~3週間ほど時間がかかります。
もしも毛が抜けなくて、その原因が照射漏れにあった場合は、2~3週間ほど経っても毛が抜けない部分が1点に集中していたり、ムダ毛が線状に残ったりします。
ミュゼ脱毛は「照射漏れ以外の原因」でムダ毛が抜けない時も…
先ほどもお話しした通り、ミュゼで脱毛の施術を受けた後にムダ毛が抜けないからといって、その原因が全て照射漏れにあるとは限りません。
照射漏れ以外の原因で、ムダ毛が抜けずに残ることもあります。
ムダ毛が退行期・休止期の状態にあった
ミュゼの脱毛は、毛周期でいう「成長期」の状態であるムダ毛にしか効果が発揮されません。
そのため、施術を受けた時にちょうど「退行期」や「休止期」の状態であったムダ毛に対する効果は薄く、ムダ毛が残ったり、生えてきたりします。
繰り返しミュゼに通って脱毛の施術を受けなければならないのには、この毛周期が関係しているわけです。
ムダ毛の色素が薄かった
ミュゼで使用している脱毛機は、メラニン色素に反応して照射される仕組みになっています。
そのため、産毛のように色素の薄いムダ毛に対しては効果が現れにくく、ムダ毛が抜けずに残ることがあります。
ムダ毛が丈夫でしっかりしていた
「剛毛」と呼ばれるような濃くて太い丈夫なムダ毛の場合、色素が濃いので効果は現れやすいです。
ところが、丈夫でしっかりしているがゆえにしぶとく、何度かライトを照射しなければ抜けないこともあります。
出力を下げて照射していた
例えば、
などは、皮膚への刺激を抑えるために、出力を下げてライトを照射する場合が多いです。
出力を下げるということは、その分脱毛効果も下がるということ。
そのため、ムダ毛が抜けずに残りやすくなります。
※色素沈着や日焼けの状態によっては、その部分を避けて施術を行うこともあります。
照射を避けた部分があった
例えば、施術当日に乾燥・肌荒れ・ニキビなどの肌トラブルが起きていた部分や、シミやほくろなどの黒い部分がある場合、ミュゼでは安全性を考慮して、それらの部分への照射を避けます。
また、ミュゼは剃り残しを避けて施術を行う脱毛サロンです。
なので、自己処理が難しいパーツ以外で、事前の自己処理で剃り残した部分の照射も避けることがあります。
照射を行わないということは、その部分のムダ毛は抜けませんから、そのまま残ることになります。
ミュゼの照射漏れへの対応は?当て残し箇所は再照射してくれる?
照射漏れが疑われる場合、まずはミュゼの会員カードに記載されている電話番号に連絡を入れてください。
ミュゼの照射漏れ対応期間は、「施術を受けてから1ヶ月以内」となっているので、照射漏れが疑われる場合はとにかく早めに連絡を入れることをおすすめします。
連絡を入れただけでは、スタッフの方が実際に目で見て確認したわけではないので、本当に照射漏れなのかどうか、はっきりわかりません。
そのため、ミュゼ側が照射漏れかどうかを確認する目的で、「施術を受けた店舗に来店するように」と言われるはずです。
その後、指定された日に施術を受けた店舗に行き、そこで照射漏れであることが判明した場合には、無料で再照射してもらうことが可能です。
ムダ毛の自己処理をせずに店舗に行くこと!
照射漏れ確認のために、施術を受けた店舗に行く前に注意したいのが、「ムダ毛の自己処理は行わない」ということ。
抜けずに残ったムダ毛を自己処理してしまうと、照射漏れかどうかの判断ができなくなってしまうため、再照射が受けられない可能性があります。
いくら目立つ部分だったとしても、自己処理せずに店舗に行くようにしてください。
まとめ
今回は、ミュゼで照射漏れが起こる原因や、毛が抜けない時の対応について解説させていただきました。
照射漏れは凹凸や湾曲のあるパーツで起こりやすいトラブルで、時間が経ってもムダ毛が抜けず、残っている部分が1点に集中していたり、線状になっていたりします。
ミュゼでは、ムダ毛が抜けない原因が照射漏れにあると判断した場合は、無料で再照射してくれるので、万が一照射漏れがあったとしても安心です。
ミュゼで脱毛を受けた後に「あれ?これって照射漏れかな…?」と思ったら、すぐに連絡を入れ、ミュゼで確認してもらってくださいね。
【参考】ミュゼで抜けない6つの原因と対策紹介!クレームでやり直しOK?
ミュゼ公式サイトはこちらから