思春期にさしかかると、多くのお子さんが自分の見た目に気を配り始めます。
お友達の肌と自分の肌を比べてムダ毛が目立っていると恥ずかしさを感じ、学校で着替えるのを嫌がることも。
親としては、そうした悩みからお子さんを解放してあげたいですよね。
では、大人の肌よりもデリケートな子供の肌を傷つけずに、優しく脱毛するにはどうすれば良いのでしょうか。
この記事では、ムダ毛で悩むお子さんや親御さんへ向けて、子供脱毛の安全な方法や、注意点について詳しくご紹介していきます。
目次
子供脱毛の安全な処理方法!自宅でムダ毛の悩みを解消するには?
まずは、自宅で子供のムダ毛を安全に処理する方法についてお伝えしていきましょう。
正しい処理法その①はさみ
子供の肌は大人よりも薄く、バリア機能が不十分です。
紫外線や摩擦などから肌を守ってくれる角質が薄いため、少しの刺激で肌を痛めてしまう恐れがあります。
したがって、大人が使っているカミソリでのシェービングはとても刺激が強く子供の脱毛には向いていません。
私も中学生のころに、母親が使っているカミソリをこっそり借りて脇の自己処理をしていました。
結果的に真っ黒な色素沈着ができ、ムダ毛よりも目立つ結果になりとても後悔しています。
そこでおすすめしたいのが、刃先が丸くなっている鼻毛切用のはさみでムダ毛を処理する方法です。
肌にふれる部分が丸いので、大切な子供の肌を傷つける心配がありません。
何本かの毛を指で軽く引っ張りながらゆっくりとはさみを入れると、ムダ毛をしっかりと短くできます。
ムダ毛の量は多くても、一本ずつが細く産毛程度であれば、この方法でムダ毛がキレイになりますよ。
正しい処理法その②電気シェーバー
前述のはさみでムダ毛をカットする脱毛法は、毛が細く量が多い子供向けの処理方法です。
毛が太く量もある場合は、電気シェーバーの使用がおすすめです。
注意点としては、女性向けかつ顔用の電気シェーバーを使うこと。
力を入れずに振動でムダ毛を処理できるので、肌に負担がかかりません。
ただし、何度も肌に当てるのは絶対にやめましょう。
また、毛の流れに逆らって刃を当ててしまうと、毛が引っ張られて肌に大きな負担をかけてしまいます。
面倒でも、きちんと毛の流れに沿ってシェービングするようにしてくださいね。
子供脱毛でエステサロンはOK?肌に優しい脱毛ができる?
前章では、自宅でのムダ毛の処理方法についてお伝えしました。
しかし、どの脱毛方法も時間が経てばムダ毛が再び生えてきてしまうため、根本的な解決にはなりません。
大人であれば、ムダ毛をなくすためにエステサロンを契約することも簡単にできるでしょう。
では、子供はエステサロンに通うことはできるのでしょうか。
小学生や中学生もエステサロンへ行ける?
結論から言えば、小学生や中学生もエステサロンへ行くことができます。
ただし、大切な子供の肌を守るためには、大人以上に慎重にエステサロンを選ばなければなりません。
エステサロンを選ぶ時は、下記のポイントを参考にしてください。
個人経営のエステサロンにも良いお店はたくさんありますが、子供の脱毛となると事情が違います。
万が一にも子供に肌トラブルが起きないように、社員教育が徹底されており、脱毛のノウハウがきちんとつまった大手のサロンを選ぶようにしましょう。
また、子供がエステサロンに行くことは大人が考えているよりもハードルが高いものです。
脱毛をしている時に痛みや刺激が強すぎると、通い続けるのを嫌になってしまうこともあるでしょう。
したがって、痛みが出にくい脱毛を行っているエステサロンを選ぶようにしてくださいね。
以上を踏まえて、子供にもおすすめしたいエステサロンをご紹介していきましょう。
子供にも人気のエステサロンその①ディオーネ
おすすめのエステサロンの一つ目は、「ディオーネ」です。
ディオーネの脱毛は、なんと3歳から受けることができます。
そして、従来のエステサロンとは違う新しい脱毛法として、ハイパースキン法という脱毛を行っています。
ハイパースキン法とは、今生えている毛ではなくこれから生えてくる毛の種にアプローチする脱毛方法のことです。
従来の光脱毛やレーザー脱毛と違い、38度と肌と同じくらいの温かさの特殊な光を当てるので、痛みや肌ダメージがほとんどありません。
ディオーネのハイパースキン法は、そもそもムダ毛のコンプレックスを抱えた女の子のために生み出されました。
「痛みや火傷のリスクなく、安全に脱毛をさせたい」という親御さんの願いを叶えるには、うってつけの脱毛法ですよね。
子供にも人気のエステサロンその②エピレ
おすすめのエステサロンの二つ目は、「エピレ」です。
エピレは、40年もの歴史をもつTBCがプロデュースしている脱毛専門店。
これまでの実績を生かした脱毛のノウハウを元に、子供向けのオリジナルのマシンを開発・使用しています。
そのため、エピレの脱毛は7歳からできるほど子供の肌にも優しく・痛みが少ないのです。
また、脱毛器の出力も一人ひとりの肌の状態に合わせて調整してくれるので、火傷のなどの肌トラブルも起きにくくなっています。
子供脱毛で失敗しないためには?
ここまで、自宅での脱毛方法やエステサロンでの脱毛について詳しくお伝えしてきました。
最後に、子供脱毛の注意点をお伝えしていきましょう。
注意点その①子供はホルモンバランスが不安定
生理開始前後の子供は、ホルモンバランスがとても不安定です。
生理が始まるまでは体毛が濃くても、開始後しばらくすると薄くなることも。
もちろん、生理が始まったことで体毛が濃くなってしまうこともあります。
私も小学校6年生頃、これまで薄かった体毛が急激に濃くなってしまい、とても驚いた覚えがあります。
一般的に、生理が開始してから生理周期が安定するには5~7年ほどの時間がかかると言われています。
そのため、本来であれば17~18歳まで待ってエステサロンでの脱毛を開始した方が、安定した効果を出すことができます。
それまでは、電気シェーバーやはさみなどで肌に傷をつけないように脱毛するのが良いでしょう。
どうしてもエステサロンでの脱毛をしたい場合は、①効果を急いで出そうとしない、②体毛が一度薄くなっても、また濃くなる可能性がある…という二点を心に留めておいてくださいね。
注意点その②日焼けや傷がある時は脱毛しない
子供は大人よりも外に出る機会が多く、日焼けや怪我などをしやすいもの。
日焼けした状態で脱毛すると、肌に大きなダメージを与え最悪の場合傷が残ってしまうこともあります。
また、当然のことながら怪我をしている部分にはあらゆる脱毛を施すことはできません。
無理に脱毛をしたことによって、一生モノの傷を残してしまう危険があるということをしっかり頭に置いておきましょう。
まとめ
それでは、ここまでの内容を簡単にまとめていきましょう。
ムダ毛の悩みは、子供にとってデリケートで深刻な問題です。
誤った処理方法で肌を痛めてしまったり、時にはいじめやからかいにつながって子供の心を傷つけてしまったりする恐れもあります。
私も、もし自分の娘が思春期になりムダ毛に悩むようになったら、親としてできる限りのことをしてあげたいと思っています。
どんな解決方法が良いのかをじっくり考えて、お子さんのムダ毛の悩みを解消してあげましょう。